滑らかな更新再開を




まだあなたが幼かった頃、プラレールで遊んだことがある人は多いのではないだろうか。

でもあの模型における「急さ」を一定にしたシンプルなカーブは、正確には現実の線路を反映していない。

現実の線路の設計においては、直線からカーブに入るときの「急さ」を小さく、後半の「急さ」は大きくする(つまりカーブの急さを連続的、滑らかに変化させる)ことで、僕たちの体に加えられる横方向の力が徐々に大きくなるように工夫されているらしい。

そうしないと、直線からカーブに入った瞬間のガタンという衝撃があまりに強くなってしまうし、電車もいきなり内側に大きく傾いてしまうことになるからだ。

更新停止していたはずなのに、いきなり線路の話をしはじめて何なんだこいつはと思った人もいるだろうが、僕の身に起きた現象をわかりやすく伝えたかっただけのことだ。

このサイトのアドセンス収入は右肩あがりで滑らかに増えていたので、この先も同じペースで収入が増えていくのだとの甘い幻想を僕の身体は信じ込んでいた。

僕は今、忍者AdmaxなどというB級グルメ感あふれるサービスを仕方なく契約して、代替となる広告収入を模索している(こんなこと言ってるとこっちまで止められそうだが、笑)。

読者の方々からすれば、ブログを書いて少しでも収入があるならそれでいいじゃないか、と思うかもしれないが、アドセンス曲線に慣らされた僕の身体にとっては苦渋の決断だったということだ。

だがしかし、もし手持ちのポートフォリオが暴落したとしても、失くなった資産のことを考えるのはやめて、その時点から最適なポートフォリオを再び維持し続けるというのが合理的でロジカルな投資家の姿勢である。

死んだ子供(サンクコスト)の年を考えていても幸せはやってこない。

というわけで、僕の人生に敷かれたレールは滑らかなカーブどころかいきなり逆方向に曲がり始めるヤバい設計になっていたようだが、書こうとしていた記事もいくつかあるし、また更新を再開しようと思う。

ただし、今までと同じように週2で更新しようとかそういう気持ちにはなれないので、あくまで気が向いたら書く、というようなスタイルにする。

どうせ大した収入にはならないので、ほとんど気まぐれのようなブログになるとご理解いただければありがたい。

とりあえず現在はストックしてある記事があるので、今週末あたりに公開する予定だ。

ところで、新海誠の映画には毎回のように線路や踏切、電車が登場するが、決まってこれらが僕たちの胸を締め付けるのはなんでなんだろうな。

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6 件のコメント

  • まるで詩人のような文章。
    雪国を思い出しました。

    気まぐれブログで構いません!こちらも気まぐれに楽しみにしてますヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

  • 書き込みはしないけど楽しみにしている人はたくさんいますよ
    ゆっくりでいいから帰ってきてね

  • 僕という人間がはじめから気まぐれなのはその通りだけど、ブログを数ヶ月毎日更新してきたり、年明けからは週2更新は必ずするようにしようという密かなマイルールがあったり、これでもいろいろあったの!!

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