SaaS (Startup as a Side work) のススメ




お久しぶりです。

米国株が生と死の間を揺蕩いながらも結果的には順調に美しい右肩あがりのグラフを描いていた間、ブログもポートフォリオ管理アプリを見ることですら放置した僕が何をしていたかというと、友人たちと副業としてITサービスの開発をしていました。

これから何回かにわけて、僕がどのようにしてこのような開発をするに至ったのか、どんなサービスで何を改善しようとしているかなど、記録として残しておく意味で、あるいは自分の思考を整理する意味でまとめておきたいと思います。

最初に、ITについてあまり詳しくない方もいらっしゃると思いますので、SaaSという言葉の意味から説明してみましょうか。

SaaSとは何か?

SaaS(Software as a Service)という言葉は一般の人からも聞くくらい有名なバズワードとなってきましたが、以前はITエンジニアがSaaSと言うときは、PaaSやIaaSとの比較として用いられていました。

それぞれ、違うのは最初の一文字であり、SaaSのSはSoftwareを、PaaSのPはPlatformを、IaaSのIはInfrastructureを意味します。

残りのas a Serviceは「サービスとしての」という意味なので、つまり、SaaSは「サービスとしてソフトウェアを提供します」みたいな意味だし、PaaSは「サービスとしてプラットフォームを提供します」みたいな意味だし、IaaSも以下同文です。

さて、あまり細かい話をしていても仕方ないので細かく違いが知りたい方にはググっていただくとして、最近よく聞くSaaSという言葉のニュアンスはここから転じて、「インターネット上で利用できるマルチテナントなソフトウェアサービス」くらいの使われ方をしているような気がします。

ここで重要なのは、「マルチテナント=いろんな会社が同時に利用できる」という点で、ひとつの会社向けに受注生産するようなシステムとはここが大きく異なります。

日本の会社はこれまで、自分の会社に合わせたシステムを開発ベンダーにそれぞれ作ってもらうということが多かったのですが、最近になってSaaSのようなシステムが流行することで、かなり環境が変わってきたような印象があります。

自社のためだけに開発されたシステムとは違い、幅広い人に向けて作られるマルチテナントのシステムというのは汎用的に作られるため、企業の細かい事情などを考慮することができません。

僕は以前から、ルンバを使うにはルンバが使える(ルンバブルな)部屋を用意する必要があり、部屋のほうをルンバに合わせていかなければならないというようなことをよく言ってましたが、これと同じことでつまりは企業の側が汎用的なシステムのほうに合わせていったほうが効率いいに決まってるでしょ、みたいな話です。

また、個別に開発するようなシステムとの大きな違いとして、サブスクリプション(=月額課金制)で運営されることが多いのも特徴です。採用する企業としては自社開発に比べて莫大なイニシャルコストが抑えられるし、SaaS企業としても月々安定した収入を得られるし、Win-Winの関係を築けるというわけですね。

今回、僕たちが作っているシステムもこうしたもので、店舗型のビジネスをしてらっしゃる方などをターゲットに、誰でも登録して使っていただけるようなSaaSアプリケーションを目指しています。

Startup as a Side work

以上がSaaSの真面目な解説であり、この記事タイトルにおけるSaaS(Startup as a Side work)、副業としてのスタートアップというのはそれをモジっただけです。

アメリカなどではすでにITエンジニアのフリーランス化が進んでおり、これから日本でもそうした雇用の流動化が進むことは明白ですが、現段階ではすでに大企業に努めているエンジニアなど、「なんだかんだで大企業のほうが安心」みたいな人も多いはずです。

実際に僕を含めた開発メンバーのうち全員、普通に会社に勤めながら、Zoomなどのビデオ会議ツールを使って平日の夜や土日などを作業時間にあてています。

今回やってみて強く思ったのは、SaaSのスタートアップは副業に向いてるよ、オススメだよ、ってことです。

すでに僕たちの製品はWeb上のどこかに公開されている(未完成なのでまだ教えない)し、とりあえずの完成までの進捗でいうと60%くらいかなと思ってますが、AWSなどのクラウドサーバや各種オープンソースのおかげで、開発費用は僕らの人件費をのぞいて1円もかかってないし、ノーリスクでめちゃくちゃ気楽にやってます。

もう少ししたら、出資が受けれることも決まりそうなのでそうしたら多少責任持って仕事をしなければならないかもしれないけど、友人同士で開発するというのは友人とゲームして遊ぶのと大差ない(とくにFactorioなどを考えれば)し、コワーキングスペースにいくときもスーツを着る必要もないし、労働において嫌だなと感じることがほとんどありません。

技術力が高くて余暇を持て余しているエンジニアは多そうなので、もう副業専用の会社とか作っとくといいんじゃないかなとか思ったりもしますが、それはそれで「何もしなくてもお金が入ってくる状態にしておきたい」という僕の目的からそれて、僕自身がだいぶ忙しくなってしまいそうで本末転倒のような気もしています。

ビジネスを所有する

最後に、ふと投資ブログだったということを思い出しながら書いておくと、僕たちは出資を受けたとしても、一定数の株式は自分たちでもっておきたいと考えてます。

資本主義の仕組み上、雇われる側として稼ぐのは限界があるし、自分たちの能力にベットして富をつくるには、そのビジネス自体を自分たちで所有しておく必要があるからですね。

まあ、ITというのは割とWinners take allの世界(一番つよいやつが利益を総取りする)ですが、小〜中規模の企業向けの高コスパシステムみたいなものの需要もあるはずだし、開発メンバーの3人で分配するには十分な利益というのは狙っていけると思ってます。

そんなわけで、また僕たちの作っているシステムを紹介するような記事もかけたらと思います。それでは。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代元システムエンジニア。 日本では経営学、アメリカで経済学や統計学などのビジネスを専攻。 趣味は株式投資からゲーム、音楽まで幅広く。 リンクフリーです、ご自由にどうぞ。